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ミュンヘンの交通機関 [ミュンヘン]

◯空港
ミュンヘン国際空港 (MUC) はドイツではフランクフルト空港に次いで2番目に旅客数が多い空港で、年間3400万人が利用している。リーム空港(1939年-1992年)の代替として1992年に開港し、現在ではフランクフルト空港に次ぐルフトハンザ・ドイツ航空のハブ空港として機能している。ミュンヘン中心部から30km離れた北東部に位置し、SバーンのS8やS1により結ばれ、ミュンヘン中央駅からは40-45分ほど掛かる。一時期、リニア方式のトランスラピッドの整備によって400km/hで空港と中央駅を10分で結ぶ計画もあったがコスト高を理由に2008年3月に計画は中止された[22][23]。

◯公共交通
ミュンヘン都市圏の人口は260万人で、郊外とは広範囲の公共交通網で結ばれている。ミュンヘン地下鉄(U-Bahn Munchen)、ミュンヘンSバーン (S-Bahn Munchen)、ミュンヘントラム(路面電車)、路線バスなどの公共交通機関を包括し一体化させるミュンヘン運輸交通連合 (Munchner Verkehrs- und Tarifverbund) が組織されている。トラムは市内では最も古い公共交通機関で、1876年以来運行され続けている。路線バスも広範囲をカバーする代表的な交通機関である。
張り巡らされた地下鉄やトラムの路線網は中心部では歩行者を補完している。中央駅近くから始まり700mあるノイハウザー通りやカウフィンガー通り (Kaufinger Strasse) は東西にわたって中心部を横切り歩行者用の空間を作っている。同様にヴァイン通り (Weinstrasse) は北側に伸びておりホーフガルテン方向に続いている。核となる通りと多くの小さな通りがミュンヘン中心部には広がっている。中心部の歴史地区は歩行者専用ゾーンになっており、安全で快適に徒歩や自転車での散策が楽しめる。これらは交通政策によって特定の道路に車を通行させないようにしているためで、中心部では歩行者と自転車の安全性が保たれている。

◯鉄道・バス
ミュンヘンの主要駅にはターミナル駅であるミュンヘン中央駅が中心部にある他、ミュンヘン東駅とミュンヘン・パージング駅の二つの幹線鉄道の駅がある。この3つの駅はそれぞれ公共交通機関の結節点としても機能している。高速列車ICEはパージング駅と中央駅にのみ停車し、特急のインターシティやユーロシティは東駅にも停車する。2006年5月28日以来、バイエルン州第二の都市ニュルンベルクとはニュルンベルク-インゴルシュタット-ミュンヘン高速線によって最高速度300km/hのICEによって結ばれている。ミュンヘン中央駅からはウィーンやブダペスト方面を結ぶRJや1日1往復パリとを結ぶTGVも乗り入れている他、スイスやオーストリア、イタリア方面とを結ぶユーロシティ、ドイツ国内、オランダ、フランス、イタリア、ハンガリー、クロアチアとを結ぶ夜行列車CNLやユーロナイトも発着する。
ミュンヘン中央駅近くにはミュンヘン中央バスターミナル(ドイツ語版)があり、欧州各地を結ぶ長距離バスが発着している。

◯道路
ミュンヘンはドイツ南部におけるアウトバーン網の要衝で、西部のシュトゥットガルト、北部のニュルンベルク、フランクフルト・アム・マイン、ベルリン、東部のデッゲンドルフ、パッサウ、南東部のザルツブルク、インスブルック、南部のガルミッシュ=パルテンキルヒェン、南西部のリンダウなど各地と結ばれる道路網の起終点であり、直接ドイツ各地やオーストリア、イタリアなどと結ばれている。しかしながら、ミュンヘン周辺部ではしばしば激しい交通渋滞に見舞われており、ラッシュ時や長期の休暇シーズンなどに同じような箇所で発生している。市内の自転車道は良く整備されており、コール・ア・バイクが普及している。

参照元:ウィキペディア「ミュンヘン
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